児童養護

たびだちを祝う会(3月)

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子どもたちは、昨年の暮れより大変だった学校選びや受験勉強がやっと落ち着き卒業式を待つばかりになりました。しかし、この度のコロナショックにより学校の卒業式は中止になってしまいました。さぞ寂しい思いをした事と思います。

福音寮では来賓の方々のお招きは控えさせて頂いたものの、たびだちを祝う会を行う事が出来ました。例年の会食はホームパーティーになりましたが、高校を卒業し旅立つ5名の卒寮生と中学卒業生の3名を祝うことが出来ました。5名はそれぞれ就職や専門学校へと羽ばたきます。社会に出ていくと困難な事は多々あると思いますが、養護してきた先生によるエールはコロナパニックになっている現在社会の中でも変わる事はありません。「何かあったらどんなことでも相談してきて欲しい」と言う園長の言葉が福音寮を旅立っていく子どもたちの心に残っている事を願います。