保育園

ぶどう組『地域の中で過ごす保育園の子どもたち』

みんなのおうち保育園

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福音寮の保育園は、子どもたちも保育士も地域の皆様に見守られ、支えられながら、過ごしています。今回は、そんな地域の皆様との関わりの中で、みんなのおうち保育園の5歳児クラスが経験させていただいたことについてご紹介させていただきます。

6月初旬、桜上水公園の梅の実をとりませんかと、自治会の方からお声掛けいただきました。保育士と子どもたちだけではうまく取れなかったところを、近所の方が一緒にお手伝いしてくださり、たくさんの梅の実が収穫できました。

とった梅を、子どもたちがヘタ取りをし、爪楊枝で穴をあけ、氷砂糖につけて瓶に保管。「おいしくなってるかな?」「見て!こんなにシワシワしてきてるよ!」と、約1か月間毎日毎日瓶をふり、梅シロップが出来上がるのを、楽しみに待ちました。7月初旬、ようやくその時がやってきました。その日のおやつに梅ジュースが飲めると知った子どもたちは、「今日飲めるの!」「やったー!」とおやつの時間を心待ちにしていました。他クラスの子どもや保育士だけでなく、お手伝いいただいた近所の方にも梅ジュースを配り、みんなに「おいしい!」と言っていただき、大喜びの子どもたちでした。

また6月の別の日には、毎年お世話になっているS様の畑で、じゃがいも掘りをさせて頂きました。暑い中、顔を真っ赤にしながら戻ってきた子どもたちの手には、たくさんのじゃがいもが!「こんなにとったんだよー!」と見せてくれた子どもたちの顔は、充実感でいっぱいでした。とったじゃがいもは、子どもたち自身が洗い、職員が皮をむき、食べやすい大きさに切り、子どもたちが保育園で育てたピーマンを一緒に炒めて、美味しくいただきました。全園児のお家にもお土産として持ち帰り、お店で買うより美味しいとの感想をいただき、S様に報告しました。

今回は、5歳児クラスの体験を紹介させていただきましたが、日ごろから、地域の皆様に支えられながら、子どもたちは元気に過ごしています。公園や広場で遊んでいる時、お散歩の時、たくさんの方にお声をかけていただき、保育士一同、感謝の気持ちでいっぱいです。